どうも『ぴんすと』です。
製造業で働くなら「KYT」という言葉も覚えておく方がいい。
「KYT」危険予知トレーニングの略です。
製造業だけでなく、様々な現場で使われています。
やり方は会社によって様々で、日々始業前に行う会社もあれば、非定常作業時(日々と違うメンテナンス日)など、いつもと違う作業に入る前に行う会社もあります。
製造業では、主に危険箇所や危険源について情報を出し合い、事故やケガの防止のために行う。
また、事前に危険箇所をみつける訓練にもなり、安全に対する意識の向上にもなる。
製造業だけの話ではないですが、自分の身は自分で守るしかありません。
因みに、製造業でいう「災害」とは、労働災害のことであり、また労働災害を略して「労災」ということがあるが、製造業の現場で「労災」というと言葉は、イメージが悪い言葉として使われることが多いです。
そして、工場内での怪我は「労災」と言わず「災害」という人が多い。
「労災」というと、病院に行かなけばならないような比較的大きな怪我を指すことが多い。
「労災」扱いになるような怪我はマイナスイメージが強く、ひと昔前は「労災」になると、評価が下がり、その後の出世は皆無という噂がありました。
とにかく会社側は労災を嫌がります。
理由は、怪我をした物に対する治療費や休業補償ではなく、労働者死傷病報告がなされると、労働基準監督署によって、労災事故の原因や会社において労働安全衛生法等の法令違反がなかったか否かが調査され、場合によっては行政指導や刑事告発を受ける可能性があるためです。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
「安全が第一」