どうも『ぴんすと』です。
製造業では、よく「QC」という言葉を聞くことになります。
そのため事前に「QC」について少し知っておくといいと思います。
私もそれほどよく分かっていないので、簡単に軽く説明します。
「QC」とは?
Quality=品質、Control=コントロールで、品質管理のことです。
ただ、製造業で「QC」というと大体が「QC活動」のことを意味します。
部署などでグループに分かれ、「QCサークル活動」を行う。
内容は様々で、不良率や稼働率に関することから、5Sに関することなど、各グループが課題を決め、原因を調査し、改善に努める。
製造業では、QC活動に異常にこだわる会社もあり、そういう会社でのQC活動は非常に面倒です。
場合によってはサービス残業も必要になり、年に数回ある発表会に合わせ、慌てて活動し結果をまとめる先輩達を多くみてきました。そして、中にはQC活動が苦痛というかネックで退職する人もいます。
私的に、強制参加のQC活動は、お金と時間、そして労力を無駄にしている活動だと思います。
まず、やりたいと思っている人はほぼおらず、会社からやらされているという感じが強いです。
また、お題を決める時点で結果が分かっているような事案を選び、当たり障りのない活動をして、当たり障りのない結果に落とし込み、当たり障りのない改善をして終わりという意味のない活動です。
解決が難しいような、実際に困っている問題には誰も手を出さない場合が多く、それではQC活動の本来の意味がないような気がします。
まぁ、問題解決の訓練にはなり、個々のスキルアップにはなりますが、勤続10年以上の人が毎年同じようなQC活動ごっこをして遊んでいても意味はありません。
会社も本人もデメリットしかないようなQC活動はすぐにやめるべきだと思う。
強制参加ではなく、やりたい人だけでやればいい、そして頑張っている人を評価してあげればいい。
まぁ、それを言うと誰もやらないだろうという意見が出る。誰もやりたくないメリットのないものなどやめてしまえと思う。
あと、「QC」には検定というものもあります。品質管理検定(QC検定)!
国家資格ではありませんが、品質管理の知識が付き、意識の向上にもなり、製造業では比較的価値のある資格とされています。
目指すなら、2級を目指すといいと思います。3級を取り2級を目指す。4級にはほぼ価値はありません。
「QC7つ道具」についても学べると思います。webdesk.jsa.or.jp
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
「無駄なこと」