どうも『ぴんすと』です。
機械に油(潤滑油)などをさす時、たまに間違ったやり方をする人がいます。
注油やグリスアップ(グリースアップ)を行う時、必要以上に油やグリスをつけてしまい、周りに飛散するという事件が稀に発生します。
そして、製品に付着するという品質トラブルになることもよくあります。
普通に考えると当たり前のことなのですが、注油やグリスアップをした際、余分な油やグリスは拭き取らなければならないが、それができない人が製造の現場にはいます。
このトラブルの頻度は低いですが、多くの会社で発生している事案だと思います。
まず、注油なのか?グリスアップなのか?その用途や場所によって正しく使い分けなければならない。また、グリスにも種類があり、その用途、使用箇所に適したものを使わなければならない。
そして、正しい手順で行う。
①清掃
古い油やグリスを拭き取り綺麗にする。
②注油、グリスアップ
必要箇所に適量の注油やグリスアップをする。
③動作確認
注油、グリスアップ部を動かして動作を確認する。
④余分な油、グリスを拭き取る
という当たり前のことなのですが、きっちりできている人の方が少ないのが製造の現場です。
大体の人は面倒だというしょうもない理由で仕事をする。それが製造の現場作業員です。
※あと、スプレータイプの潤滑油やグリスを使用する際、飛散し製品や設備に付着するため直接吹きかけて使用することを禁止している場合もあります。飛散しないようウエスなどにつけ使用する。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
「危険予知能力が低い」