あめの音ブログ

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【製造業】トラブル発生時の教育ができていない「止める!呼ぶ!待つ!」

どうも『ぴんすと』です。

おそらく間違いだらけのこの会社で、またまたトラブルが発生しました。

まぁ、トラブルの頻度はそれほど高いわけではないのですが、おそらく色々間違いだらけだったので反省していこうと思います。

 

今回のトラブル内容!

普段は使わない付属設備を使用して加工したため発生したトラブル。

・普段は使わないロールを使用して加工する試作だった。

・作業者はその付属設備をあまり理解していなかった。

・加工前にロールを確認し、汚れがあるため一度取り外し清掃、その後取り付けようとするが取り付けができない。(あとで分かったことで、外した際にストッパーのネジの位置が微妙に変わってしまい寸法が合わず取り付けできない状態になっていた)

・班のリーダーより開発課の試作担当者に連絡、ロール無しで加工してくださいという指示。(この開発担当者も付属設備に詳しくはない)

・ロール無しで加工したところ、ロールがある状態では干渉しなかった部分が干渉し、設備内や全ロールに粉塵が飛散した。

・このトラブルで約2日ライン停止。

 

今回の件の対応が色々間違いだらけでしかない!

問題だと思うところを考えてみた

・分からないまま加工

微妙に落とし穴的な設備の欠点であり、仕方ない部分も多いが、分からないものを分からないまま加工した。やはりこれが一番の原因であり、手順書などもなかった。

・連絡体制がおかしい

試作であろうがラインで何か問題が発生した場合は、まずラインの責任者(この会社では課長)に連絡をしなければならない。通常の手順では、現場リーダー→ライン責任者→開発担当者という流れで連絡を行わなければならない。

・トラブル発生時の初期対応

トラブル発生直後に現場リーダーは飛散した粉塵を触りすぐ掃除しようとした。通常と違う自分では対応不可な状態が発生したり、発見した時は一切触らずそのままの状態でライン責任者に連絡し、指示をもらう。当然のように当たり前のこと。止めて、連絡し、待つ!この初期対応の違いで復旧の時間が大きく変わってしまうことがあります。

・復旧までに時間がかかりすぎ

起こってしまったトラブルはもうある意味仕方がない、次はいかに早くトラブルを解決し復帰するという「仕事」になる。でも、この会社ではそういった危機感を持った人が現場には少なく、とりあえず休憩行こうという現場のリーダーだった。こういう時のための現場リーダーであり、自身の休憩など行ってる場合ではない。こんな時の判断、指示、行動は非常に大事だか、はっきり言ってこのリーダーは能力が全く足りていない。

あと、深夜という時間帯で仕方ないことかもしれないが、責任者が現場にすぐ駆けつけなかったことにも疑問を感じる。

 

誰が悪いのか?

やはり、こういったトラブルが発生すると、誰が悪いという話になる。一般的には「現場リーダー」と「開発担当者」ということになる。

でも、私目線からみると前課長とその当時の現場権力者の責任が大きい。私は前課長の頃からしか分からないが、彼らが現場作業者に対して正しい教育を行わず、甘やかしすぎた影響が大きい。

また、トラブルシューティングなどのマニュアルや手順書などもなく、手順書があっても手順書通りの教育が全くできていない。手順書の内容を知らない人がほとんどだ。

そして、一番の原因は前課長がトラブルや相談に対して非協力であり、ちょっとしたトラブルや相談に対してそんなことで連絡してくるな的な感じだったため、現場リーダーは連絡をためらうようになった。また、嘘や隠蔽の多い人だった。

現場の責任者なら、「何かあったらすぐ連絡してこい」という方が普通だと思うが、こんな責任者を放置した部長やその上の方々の責任も大きい。

本来なら、「現場責任者のお前がなんでなんも知らんねん」って怒りそうなもんだと思うが。

現場を知らない課長は、いらないと私なら思う。

 

今後の改善としては、まず報連相というものを基礎から教え直さなければならない。幸い今の課長は前課長より本来の製造らしい考えを持っている。

・報連相を基礎から教育

・トラブルシューティングや手順書の作成と教育

・リーダーの選別

・設備の欠陥の見直し

という感じだと思う。

まぁ、ある意味社会人の基礎から教えなければならないような社員が多いので、一筋縄ではいかないだろう。

 

では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

 

「でも、いい会社だ…」

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