どうも『ぴんすと』です。
幻と言われる白いたけのこ「しろこ」を知っていますか?
「しろこ」と言うのか?「しらこ」というのかよく分かりませんが…個人的に「しろこ」と言いたいので「しろこ」にします。
私は、最近知りました。子供の頃から比較的タケノコに多く触れてきた私ですが、タケノコについて知らないことが多く、調べてみるとタケノコって面白い。
一般的に「しろこ」と言えば、まだ地面から頭を出していない状態のもので、穂先が黄色く全体的に白っぽいというか色の薄いタケノコ。そして、地中から掘り起こすため、日の光を全く浴びていない状態で、日焼けをしていない美白美人のようなタケノコ。えぐみが少なく柔らかくて美味い。
ですが、それは本当の「しろこ」ではなく、本当の「しろこ」はまた別にあるらしい。日の光を全く浴びていないタケノコも美味しいのですが、「しろこ」はそれとはまた別格の別物です。
ただ、「しろこ」の定義は、コレと決まっているわけではないらしく、判断は非常に難しい。
そのため、生産者が「これは”しろこ”です」と言ってしまえば、「しろこ」になるのかもしれません。
「しろこ」は、奇形種らしく、量産しようにも竹には育たないらしい。突然変異のように生まれるタケノコなので確率的にも数百本のうち数本というレアな存在。また、取れる時期や条件、タイミングも難しく、狙って取れるようなものではないらしい。
「しろこ」ってコレだ!
私が思う「しろこ」は、おそらくコレだと思います。ただ、先ほども言った通り「しろこ」の定義は決まっていないので、あくまで私の意見です。
左の二つがおそらく白子タケノコです。(1本は掘り取りをミスって折れています。)
右のタケノコと比べると微妙に白いです。あと毛深くなくツルっとしている感じもします。
下記の画像は、土を洗い落とした後の状態です。右の二つがなんとなく白い。
皮を2、3枚むいてみると非常にわかりやすく白いです。
とりあえず湯掻いて灰汁をぬく。掘りたてなので米ぬかは必要ないぐらいですが、一応少しだけ入れときます。
湯掻き終わってもやっぱり白い。
皮をむいてみてもやはりなんとなく白い。右側の方が白くないですか?
皮を剝いていて思いましたが、非常に柔らかい。
やっぱり白い。
切ってみても白い。そして、めちゃくちゃ柔らかい。内側の先の方は崩れてしまいそうなほど柔らかく、軽く握るだけで潰れます。
そのまま刺身にしてみました。
こちらは普通のタケノコ。色が少し黄色く切った感じも固い。
まぁ、いただきます。
わさび醬油で…
めちゃ美味い!食べてみると普通のタケノコと全く味が違います。「しろこ」の方を食べると普通のタケノコの方はもう食べれません。普通のタケノコの方を食べると不味いとさえ感じてしまいます。それほど風味が全く違い、えぐみなど全くない。これが幻と言われるのも納得です。まさに別格です。
もうわさびすら要らない、わさびの味が邪魔になるくらい風味が良く美味い。軽く醤油をつけるだけでいい。これは刺身で食べる価値ありです。長男と2人で全て完食しました。
普通この切り方だと、根本の方は固かったり、筋が気になったりしますが、柔らかいため全く気にならず美味しく食べれました。
だた、先の方は柔らかくなりすぎてしまったかもしれないので、次回は「しろこ」の湯で時間は他と別で考える方がいいと思いました。
正直なことを言うと、今までタケノコは掘る専門で湯掻いてもらったり調理してもらったりでしたが、今年初めて自分で湯掻き刺身にしてみました。
計3回行い。
1回目は、良い感じのタケノコを掘ってから6時間後に湯掻き刺身で食べました。はっきり言って、まぁこんなもんかという感想でした。まぁ美味しいけど好んで食べるもんでもないなという感じ、食感だけはいい。他の調理をして食べる方が断然うまいと思った。
2回目が、この記事で書いた「しろこ」のヤツ。
3回目は、違うタケノコを掘っている時に偶然みつけた、地中にある正に日の光を全く浴びていないタケノコ。少し小さいが穂先は黄色く白っぽいタケノコ、私が思う「しろこ」ではないが、これを「しろこ」という人もいる。まぁ当然、1回目の普通のタケノコの味と一緒だった。
「しろこ」を量産できれば確実に売れるだろうと思う。 ただ、一応言っておきます。はっきり言うと、マグロやサーモン、ブリや鯛の刺身の方が美味いです。でも、その刺身エリート達の中でも十分戦えるレベルだと思います。
しかし、今年は大量にだった。
毎年これぐらい取れるなら筍ビジネスでもやろうかなと思いますが、今年はたまたま多かっただけだと思うし、今年掘った約250本のたけのこなど、たけのこ農家さんからすると一日分にもならない本数みたい。それに、タケノコ農家さんのように品質もよくないだろうと思う。
ただ、もう少し竹林の整備し管理していこうかなと思っています。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
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「これからちょいちょいタケノコのこと書くと思います。」