どうも『ぴんすと』です。
大手のハウスメーカーや住宅会社は、派手な宣伝広告を行い。豪華な住宅展示場を持ち、立派なパンフレットに来場者プレゼントなど、様々な集客に多額のお金を使い、そのお金はお客が建てる住宅に上乗せされ住宅自体は適正な価格ではないという意見がありますが、
これは間違った考えだと私は思います。
比較的小さい住宅会社や工務店などでよく使われる文句です。小さい住宅会社だけでなく、その地域では有名な毎週新聞広告を入れているような住宅会社でもよく使われています。
間違った考えというより集客のため宣伝広告することは当たり前のことであり、慈善事業ではなくビジネスとして住宅販売行う以上当たり前の話ではないでしょうか。
なぜ?住宅業界だけこう言った話がよく出てくるのか不思議です。
広告宣伝費だけで考えると自動車関係の方が莫大なお金を使っています。住宅関係と比べると桁が違うレベルです。(例、自動車系数100億円~数1000億円なのに対して住宅系は数億円~数十億円)それなのに住宅関係だけこういう話が出てくるのか。
それは、住宅が価格の高い買い物であり、その分客単価が高くなるからではないでしょうか。
企業の広告宣伝費率は約4%が平均みたいで、それを元に単純計算すると、2,000万円の家を買うと、約80万円が広告宣伝費ということになります。
・2,000万円→80万円(住宅)
・200万円→8万円(車)
・10万円→4,000円(家電、スマホ)
・3万円→1,200円
・1万円→400円
・1,000円→40円
・100円→4円
という感じで考えると、当たり前の広告宣伝費なのかもと思ってしまいます。
※上記は分かりやすく簡単な計算で考えただけです。
大手ハウスメーカーが年間何棟受注して、売り上げがいくらで、利益がこれだけで、広告宣伝費にこれだけ使っています。
更に、大手10社程度の過去10年間のデータを出し、自社はこれだけですと見比べさせるところまでしなければ広告宣伝費が高いと言えないのではないか。
広告にお金を使っているから価格が高いわけではなく、単純に良いものは高いということだと私は思っています。
小さい住宅会社や工務店で、大手ハウスメーカーと全く同じ家を、全て同じものを使って建てるといくらですかと聞いてみてください。もちろん、自社で同じものを開発し生産するところから始め、全く同じものをつくるとなると、おそらく大富豪しか買えない莫大な金額になると思います。
それをごまかすため似たような仕様に変え、同じものが如何にも安くみえるようにしているような気がします。
まぁもうこういう大手ハウスメーカー潰しは古い考え方かもしれません。
最近では、地元の小さい住宅会社や工務店などが、大手の工法の加盟店になっていたり、大手からデザインを買っていたり、何かしら大手と繋がっています。
大手ハウスメーカーと地元の小さい住宅会社や工務店を比べることは非常に難しいです。
それぞれメリット、デメリットがあり、買う側がしっかり勉強し納得して買うしかありません。
必ずしも大手だから安心というわけではありませんし、小さい住宅会社だから適正な価格だとも限りません。
自分の目で確かめるしかありません。
そして、結局は身の丈にあった家を買うしかありません。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
「営業に惑わされない」