どうも『ぴんすと』です。
製造業で働くなら「指差呼称」という言葉を覚えておく方がいい。
「指差呼称」(しさこしょう・ゆびさしこしょう)
間違いの防止や安全のため、対象物や対象事項を指で差し、同時に「○○ヨシ!」と声に出して確認すること。
工場で一番基本的な指差呼称として、工場内の横断歩道を渡る際、「右ヨシ!」「左ヨシ!」と指差呼称をして渡るというルールが決まっていることが多い。
会社によって様々ですが、どこまで指差呼称を徹底しているのか?必要な作業は?必要な箇所は?など入社後軽く調べる方がいいかもしれません。
厳しい会社だと、出勤時など横断歩道で指差呼称をしているかをチェックされ、指差呼称ができていなければ始末書など面倒なことになる会社もあります。
ただ、作業現場では指差呼称のルールはあるが、実際は行っていないという会社が多いです。
上司など上の偉い人が来た時だけやる。社外の見学や監査の時だけ、社内安全パトロールが来た時だけやるという場合が多い。
そして、指差呼称の定着に悩む管理職の人は多いみたいです。
まず、ベテラン社員がやらないことが多く、そのベテランから仕事を教わる新人がきっちり指差呼称のやり方を教わっていないため定着ができない。
ベテラン社員がやらない理由としては、作業スピードが落ちる、指差呼称をするということに気を取られ余計なミスをしてしまいそう、今まで事故やミスもなくできているのだからやる必要がないという意見。
要するに、頭が固いバカに指差呼称を定着させることは難しく、またその悪い見本を真似てしまう新人によって、ルールは無くなってしまい悪循環となってしまう。
あと、恥ずかしいという意見もある。ほとんどの人がやっていない状態では、逆に指差呼称をする方が目立ってしまい恥ずかしいという状態にもなる。会社によっては指差呼称を行う方が、変なヤツだと思われることも。
非常に面倒だと思う「指差呼称」ですが、指差呼称の定着率が高い会社ほど、安全レベルが高く良い会社が多いです。
逆に定着率が悪い会社ほど、安全への意識レベルが低く、危険で低レベルな会社の可能性があります。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
「定着は難しい」