あめの音ブログ

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「海で溺れた娘を助けた父親、妻に託した直後に溺れ死亡」というニュースについて考える【水難事故】

このニュースから学ぶことが多い。

※最初に、私自身もこの父親と歳も近いし、同じ年頃の子供を持つ父親として非常に悲しい思い、やりきれない思い、バカヤローという気持ちになっています。

ご冥福をお祈りいたします。

news.yahoo.co.jp

夏になると悲しいニュースを目にする。

なぜ同じような悲しい事故が発生するのか?

このような事故は避けられないものなのか?

自分ならどうするのか?

同じような事故に遭わないためにはどうすればよいのか?

 

当然、ニュースの情報のみで事故当時の詳しい状況は分からない。子供の予測不可能な動きがあったのかもしれないし、どうしても避けることができなかった不運な事故だったのかもしれないが、分かる範囲の状況から私なりの答えを出すと、「海を水を甘く見たな!」と思ってしまう。

それは、普通の人間としてのレベルではなく「父親」というレベルでの話になる。親として父親として家族の安全、特に幼い子供の安全は高いレベルで「危険予知」「危機管理」しなければならない。

子育てはそれの繰り返しであり、常に危険を意識し、子供のため、家族のためより安全な行動を選択しなければならない、それが「父親」だと私的には考えている。

 

①、4歳という幼児との海遊びのやり方

 

②、旅行で来た慣れない海

 

③、ライフセーバーなどの存在

 

④、39歳というもう若くない年齢

 

⑤、ハインリッヒの法則

 

娘を助けたからヒーローというわけではない。娘が助かったのはただの結果であり、全員が亡くなっていた可能性も十分あったかもしれない。

確かに、命掛けで娘を助けたその限界を超えた気力、強い思いは尊敬に値する。ただ、それは父親として自身の大きなミスを取り返すための当然の行動であり、まだ何も分からなような幼児を危険な目に遭わせている時点で最悪の父親であり、さらに自分自身が死んでしまってどうする。娘は、家族は、まだまだあんたが必要だった。死んでしまっては守れないだろう。

私は、常に考えていることがある。危険な状態にある時、まず守るべきは「自分の命」ということ、これは自分の命が惜しいということではない、「自分の命も守れないヤツに、他者の命など守れない」と考えているからだ。自分の命で子供が助かるならいつでも命は捨てる。ただそれは命を捨てなければならないような最悪の状態の最後の手段でしかない。


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危険に怯え家の中でイモっていれば安全なのかもしれないが、危険から学ぶことは非常に多い。また、危険な状態にこそ面白い、楽しいことは多い。子供を育てる上で、過保護過ぎても、危険過ぎてもいけない。バランスはその家庭それぞれだが、水難事故が多くなるシーズン、危機管理能力を高めて行動しなければならない。

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