どうも『ぴんすと』です。
我が家は「タマホーム」です。
今回は、長期優良住宅は必ずしもお得ではないのでは?ということを書いていきたいと思います。
「タマホーム」さんの大人気商品【大安心の家】は長期優良住宅対応です。
タマホームさんで住宅を買った人のほとんどが、この大安心の家だと思います。
低価格でレベルの高い標準装備が充実していて、更に長期優良住宅対応という正に理想の家。
※【大安心の家】詳しくは
ちなみに我が家は、【木麗な家】です。本当は【大安心の家】にしたかったのですが(-_-;)
※【木麗な家】とは?
簡単に言うと、大安心の家の少しレベルの低い感じ。設備なども微妙に違う。
そして、長期優良住宅にはすることもできるって感じ。
当時、大安心の家にするか非常に悩みましたが、少しでも安くしたかったので木麗な家にしました。
私が検討していた頃(2015年10月頃)は、大安心の家は約100万円高かったです。
そんな感じで、少しでも安くしたいって時に「長期優良住宅」という存在が引っかかりました。
色々と住宅のことを調べていると、家を建てるなら「長期優良住宅」がいいなぁと思っていました。
理由は、ただ良さそうな感じがするとか、メリットが多いとか書いてるじゃんって感じです。
※【木麗な家】詳しくは
ですが、低価格の住宅で長期優良住宅の認定を受ける必要あるのか?
ちなみに、長期優良住宅にするために色々と認定費用など、約10~15万円必要みたいです。
※「タマホーム」さんで、約13万円ほど。
目次
長期優良住宅とは?
長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた良好な住宅(国土交通省のホームページより)
まぁ色々な基準に適合した良い家ってこと。
メリット(簡単に)
・住宅ローン控除。限度額4,000万円が5,000万円に。
・不動産所得税。1,200万円控除が1,300万円控除に。
・登録免許税。所有権保存登記の税率0.15%が0.10%に、所有権移転登記の税率0.3%が0.2%に。
・固定資産税。2分の1に減額、3年が5年に。
・フラット35Sの優遇金利を受けられる。
その他、色々とメリットの多い長期優良住宅です。
リフォームなどの場合、補助金があります。
デメリットとしては(簡単に)
・お金がかかる。
・引き渡しが少し遅くなる。
・メンテナンスが義務、記録保全も。
「長期にわたり良好な状態で」ということで、持ち主も良好な状態の維持のためメンテナンスが必要です、単純にお金がかかるし、面倒くさい。
でも、住宅は定期的にメンテナンスすることは必須です。
これは全ての住宅対象。
ただ、義務になるとなんだかイヤ(+_+)
我が家は長期優良住宅にしなかった
我が家は、すごく悩みましたが、長期優良住宅に敢えてしませんでした。
理由、我が家はメリットがあまりない
・住宅ローン控除。
残高の1%が限度だが、元々の一番多い時のローン残高が2,980万円のため、限度額が4,000万円が5,000万円に
なっても全く効果なし。
それに、年収400万円の人で、1年間の所得税は約10万円、住民税は約16万円とすると、たとえローン残高が5,000万円あっても最大控除額は26万円じゃん(-_-;)
※でも実際は、住民税はゼロになりません。
人によって少し違いますが、年収400万の人で約5~6万円になると思います。
※所得税で控除しきれなかった分は住民税で控除されます。
ただし、住民税から控除される金額には上限があります。
・所得税の課税総所得金額の5%、又は97,500円の小さいほう。
・特定所得(消費税8%又は10%で住宅取得)の場合、所得税の課税総所得金額の7%、又は136,500円の小さいほう。
詳しくは 総務省|所得税から住宅ローン控除額を引ききれなかった方|新築・購入等で住宅ローンを組む方・組んでいる方へ 個人住民税の住宅ローン控除がうけられる場合があります。
・不動産所得税。
どっちにしてもゼロ円。
・登録免許税。
1度だけのことだし、私の場合で、保存登記で約3,500円、移転登記で約7,000円の差。
・固定資産税。
差は2年間、2回だけですが私の場合、二回で約9万円の差になるみたいです。
これは、結構な差になるような。ただ、元々の物件価格が低いため効果は低め。
ここまでだと私の場合、認定費用が10万円ほどなら、元みたいです。
ある程度、高価格の物件を買う人が得するように思います。
・フラット35Sの優遇金利。
これは非常に効果が大きい、特に金利Aプランは10年間優遇。
っですが、長期優良住宅以外にもフラット35Sにできる。
私の場合ですが、金利Aプラン(10年間)と金利Bプラン(5年間)では、約50万円の差になりました。
フラット35S金利Aプランの条件
- 省エネルギー性
- 耐震性
- バリアフリー性
- 耐久性、可変性
などに適合していればOK。
実際は、(7)項目あり以下のうちどれか1つ以上の基準に適合する住宅
(1)認定低炭素住宅
(2)住宅事業建築主基準(トップランナー基準)に適合する住宅
(3)一次エネルギー消費量等級5の住宅
(4)性能向上計画認定住宅(建築物省エネ法)
(5)耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3の住宅
(6)高齢者等配慮対策等級4以上の住宅
(7)長期優良住宅
出典 【フラット35】S(金利Aプラン) (新築住宅・中古住宅共通の基準) 住宅金融支援機構
※フラット35の記事
最後に
これは、私個人の意見です。
長期優良住宅はメリットも多く、不動産としての財産価値もあると思います。
日本では、中古住宅より新築住宅が一般的でしたが、これからは中古住宅が流通する時代になるだろうと言われています。
その時、長期優良住宅であるかがポイントになるかもしれません。
ですが、私のように安い物件だとメリットは小さく、また、田舎の人気があまり無いような物件だと、売却も困難なため、認定の費用が無駄になるだけと思いました。
そして、ある程度高価な住宅を建てるお金持ちさんが得するような気がします(-_-;)
まとめ
・4,000万円以下の物件
・年収500万円以下
・売却困難な土地
上記の場合は長期優良住宅にするか検討した方がいいかも。(認定費用も確認して)
ただ、フラット35にするなら必ずフラット35Sの金利Aプランの10年間優遇を受けましょう。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
「良い家を安く」