どうも『ぴんすと』です。
サラッと「ALC」について、メリット、デメリットを書いていきたいと思います。
因みに、一般の住宅外壁材のシェア率は、
・窯業系サイディング、約70%以上
・モルタル、約10%
・金属系サイディング、約9%
・タイル、約3%
・ALC、約3%
っとなっています。
「ALC」と言えば、ヘーベルハウス!
ヘーベルハウスの外壁「ヘーベル板」は、ALCです。
ヘーベル板は、主に3種類あり…
・ヘーベル、厚さ75㎜以上。
・ヘーベルライト、厚さ50㎜。
・ヘーベルパワーボード、厚さ37㎜。
と、厚みによって分けられています。
ALCって何?
超簡単に言うと軽いコンクリートです。
高温高圧で養成し製造された軽量気泡コンクリート。
特殊なつくり方をしたコンクリートという感じ…
そして、内部に気泡が沢山あり、その気泡がメリットであり、デメリットでもあるみたいです。
そして、気泡があるため普通のコンクリートより軽いが、内部に補強材として防錆処理された鉄筋が入っており、強度は十分にあります。
コンクリートと比較すると、重さは約1/4、熱伝導率は約1/10。
内部の気泡により断熱性が高い、遮音性に優れている。
そして、防炎性で燃えない、耐久性が高い。
っと、住宅に適しているように思える。
っが、先ほど言った内部に気泡が沢山あるため、防水性が低く、吸水性があるため、寒冷地などでは吸水した水分が内部で凍り、外壁にひび割れが発生するなどの凍害が発生することも…
そのため、塗装により防水性能を高める必要がある。
また、 パネル1枚の大きさが通常のサイディングよりも小さいため、つなぎ目が多くなり、つなぎ目のシーリング材が劣化した状態で放置すると漏水の原因に…
ALCパネル自体は住宅の外壁として素晴らしい性能で、耐用年数は高いですが、水に対して弱いところがあり、その辺を理解し定期的なメンテナンスをしなければならない。
っということらしい。
まぁ、メンテナンスはサイディングなどの外壁材も同じかもしれませんが…
因みに、ヘーベルハウスさんの場合は、30年間メンテナンスフリーの特殊な塗料でコーディングをしているらしいです。30年後に約300~400万円で塗り直すらしい。
因みに、東北地方などの雪国にヘーベルハウスがない理由について、凍害があげられていますが、もともと北欧で生まれた「ALC」なので雪国で使用できない訳ではないと思います。
最後に、ヘーベルパワーボードの価格は、安価な窯業系サイディングの約2倍です。
ただ、窯業系サイディングはピンキリなので、少しグレードを上げるとヘーベルパワーボードと同等、又はそれ以上の価格になります。
ヘーベルバワーボードは、特別高いというわけではない。
あと、外壁材は外壁材であり、断熱材ではないという意見もあります。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
「素人には難しい…」