どうも『ぴんすと』です。
今更かもしれませんが、「東京マグニチュード8.0」というアニメに出会いました。YouTubeでたまたまみつけ、面白すぎて全話を一気にみてしまったという感じです。まぁ、なんとなくこのアニメがあったことは知っていましたが、これほど面白い作品とはびっくりです。
あとから色々調べると、2009年に放送されていたアニメなので、東日本大震災より前につくられていたアニメみたいです。
相当リアルに作られているアニメなので、勉強になることが非常に多い。単なるリアルな震災というだけではなく、人としての言動、行動、道徳といった大切なことを教えてくれる作品です。
以下に私が思ったことを5つ挙げてみました。
・生き残るための行動
正直、主人公達は何度も危険な目に遭っています。一歩間違えば命を落としていたかもという場面もあり、こういった状況下では危険予知は必須だと感じる。まず、自分自身の身を守る行動を心がけなければならない。
・大規模災害時の病院の状況
こういった大災害後は、負傷者が多すぎるため、医療が行き届かない状況になる。ちょっとした不注意などで怪我をしたり、体調を崩したりということにならないよう心がけなければならない。
また、「トリアージタグ」という存在を子供に教える機会にもなる。
・災害時の思わぬケガや病気に注意
クラッシュ症候群、破傷風、エコノミークラス症候群、誤嚥性肺炎、レジオネラ症、などなど軽く調べただけでこれだけ聞きなれない病気がでてきました。他にもまだまだあると思います。季節にもよりますが、熱中症、インフルエンザ、ノロウイルス、新型コロナ、などなど感染症による病気にも注意が必要。災害時の病気について知識をもっておくことも大事だと思います。
また、マスクは必須、移動するときはヘルメットを着用、あと足を守る靴も非常に大事です。
・家族を大切にする気持ち
キャッチコピーにもあるように、「家族に会いたい、と初めて思った。」
年齢にもよるが、いろんな視点で物語を考えさせられ、感情移入しやすい。
当たり前だが、仲の悪い兄弟、姉妹には非常におすすめ。
・道徳
人としてどう行動するべきか?道徳の授業で使うべき教材だと思う。
こういう状況だからこそ助け合い…と思うのは私が震災や災害に遭ったことがないから軽く考えてしまっているのか?実際は、ニュースにならないような過酷な現状が多くあるのだろう。
※初めて見る方へ、見るときの注意点!
時間に余裕があるときにみる。一度見始めてしまうと展開が気になりすぎて他のことが出来なくなります。例えば、寝る前なんかにみてしまうと見終わるまで寝れなくなる可能性もあります。全11話で、1話が約20分なので11話を約4時間あれば十分みれます。4時間以上の暇なときにみることをおすすめします。
そして、一人で見る。めっちゃ感動するからです。思いっきり泣いてください。
まだ、東京マグニチュード8.0をみていない場合や、震災、災害の経験がないという人は、この夏休みを利用し、子供に震災、災害について考え、道徳の教育をしてみるのもいいかもしれません。
とにかく勉強になる最高の作品だと思います。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
「年を取ると涙もろくなるのか…」