どうも『ぴんすと』です。
製造業ではオバケが出ます。
霊とかそういうものではなく、見えないものが見えると言わなければならないときがあると言う話です。
見えないものが見えるという現象なので私的に「オバケ」と言うことにしました。
これは初めて製造業に来た方は混乱するかもしれません。
自分が仕事のできない人間だと思ってしまうかもしれません。
でも、心配いりません。
なぜならそれは、誰も見えないからです。
見えるふりをしているだけ。または、見えたつもりになっているだけ。
分かっていないが、分かったふりをしているだけ。
とりあえずよく分からない、分かりづらいことを適当に分かったふりをして済ます。そして、そのまま時を経て、次の新人によく理解していないことをよく分からないまま教える。
今さら、理解していないと言えなくなる。
すると、オバケになる。
根本にある原因は何か?
誰でも分かるような品質管理の方法を考え、全員の「目」を統一するという教育をしていない管理者が悪い。
製造の現場作業員は、決められたルールに従い、決められた通りに管理、生産するだけです。
逆に言うと、決められたこと以外を行ってはいけないのです。そのため、ルールが間違っていても、その間違ったルールに従い作業しなければなりません。
そのためルールは、全ての人が分かりやすいように、管理しやすいように、誰がつくっても同じものができるように、考え、統一しなければなりません。
ルールを決め、管理するのは管理者の仕事です。
管理者は、完璧な品質管理方法が分からないため、逃げているだけです。
決して見えないものを見えるという人になってしまってはいけません。
見えないものは見えない!
そう言い切れる力を持つと、どこにいっても通用する人になれると思います。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
「オバケが出ない職場を目指し」