どうも『ぴんすと』です。
妻が「マダニ」に噛まれました。
これまで「マダニ」の存在を全く知らなかったのですが、なかなかヤバいヤツみたいです。
早朝、「マダニに噛まれたかも。」と妻に起こされた私、「何それ?」たかが「ダニ」で何言ってんだと思ったが、調べてみるとなかなか厄介なヤツだった。
しかも、何コレ?っと、引っ張って取ってしまったらしい、一応写真は撮っていたらしく、見ると間違いなく「マダニ」だった。
その日、すぐに皮膚科に行き、マダニの口が残っている可能性があるため、噛まれた箇所を円状に3㎜ほど切除したらしい。
後日、切除部分からマダニの口がみつかったらしい。
妻は、マダニが生息するような場所には全く行ってなかったので、竹林から私か長男が持ち帰ったものに噛まれた可能性が高い。
竹林にはイノシシが掘った穴なども多く、マダニは間違いなく生息している。
「マダニ」について
「マダニ」の何がヤバいのか?
マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」という危険な病気があるため。
ウイルスに感染したマダニに噛まれることにより、引き起こされる病気で、主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあるみたいです。致死率は10%~30%もあるみたいです。潜伏期間は、6~14日ほど。有効な治療薬やワクチンもありません。
厄介なことは、吸着されても痛くもかゆくもないので、なかなか気付かない。
そして、皮膚に口器を差し込み、セメントのような物質によりしっかり固着するため、無理に引き抜こうとするとマダニの一部(特に口)が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりする恐れがあるため、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらう必要がある。
※マダニは自分で取らず、つけたままの状態で医療機関(皮膚科)に行く必要があります。
とにかく、マダニに咬まれないようにすることが重要!
「マダニ」が生息するような場所に行くときは、
・長袖、長ズボンなどを着用して皮膚の露出を避ける。
・脱いだ服はよく叩き、目視で確認する、そして、すぐに洗濯する。すぐに洗濯できない場合はナイロン袋等に入れて口をしばっておく、保管場所も居室に近い場所は避ける。
・帰宅後はすぐにお風呂に入り体をよく洗う。マダニは、身体にとりついてすぐに刺すのではなく、体のやわらかい部位をさがして刺す習性がある。
もし噛まれていた場合、噛まれてから24時間を超えると感染リスク高くなるらしいので、できるだけ早く病院に行く。
今回妻は、幸いウイルス感染しませんでしたが、「マダニ」には要注意です。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
「竹林は要注意!」